現代の医学では残念ながら治すことのできない疾患で、日常生活に支障をきたしている方に、文字を
拡大する環境・遮光眼鏡・プリズム眼鏡・コントラストを調整するなどの環境支援を行うことです。
患者さんの保持されている機能を最大限に活用し、患者さんが自立して、できるだけ快適な生活を送
れるよう支援する眼科医療や福祉のことを、ロービジョンケア(low vision care)と言います。
中高年からの視覚機能の低下、高年齢故の眼疾患を
お持ちの方々に、歩行支援、日常生活・就業・職業訓練、社会手続きの申請や相談、精神的支援もロー
ビジョンケアの一つです。